Ronins-2006
 

 

 

 
 

(6) 4/1

哲学堂

 
MADS 0 0 0 1 5 0 3 9
Ronins 0 0 0 7 2 0 1x 10
 桜満開の夕刻なれば、この公園は大勢の花見客で賑わっております。バックネット裏にブルーシートを敷いてトランプに興じる集団あり。「それぢゃあ野球観劇の邪魔になりゃあせんろか」と思いよったら、知らん間に何処かへ移動した模様にて、ぞろりぞろりと観客が並び、罵詈雑言を覚悟しもって試合開始となったことです。
 第1幕、大投手登板。2死1塁、遊撃への強いゴロ。パラサー弾いて幸運にも2塁塁上への他力トスとなる。なかぞう、それを落球する。監督「タイム。ぶちころっそ。」親分「喝だ。」観客「ブラボー。」
 3回まで、両投手毎回のピンチを凌いで、投手戦はここまで。これ以上続ける能わず。
 第2幕、クサ〜ルのちょい不良送球で1点失い、乱戦へと突入します。4回裏、2連四球の後、ホーエ−シュ右2塁打で同点。さらに2連四球でヤエが寄りきり。3連内野ゴロが処理されたり処理されなかったりで、2死満塁の大事なアタックチャンス。4番外人が右中間へ走りホムラン。華丸「満塁ホムランのことを何という。グランドスラム。結構です。」
 5回表、いろんな演技が見られて1点差。大投手、燃料切れでパラサーに交代。そんなに接戦が演じたいか。5回裏、2死1、2塁でヤエ、右中間2塁打して太い2点を追加した。
 第3幕、最終回。観客の辟易に気づかず、またもやいろんな演技を見せ、同点にして、ヒナーレへ。監督四球、ワイピチの後、なかぞう一ゴロ失策。これがいわゆるチームバッチングか。それともただの振り遅れか。ホーエーシュが通算100打点記念の右安打して、サヨナラ終幕と相なりました。
 3人の外野手が9打点の活躍。なかんづくホーエーシュに主演男優賞が贈られて、お花見興行打ち上げ会へと移りました。