Ronins-2008
 

 

 

 
 

(19) 9/ 6

哲学堂

 
ファールチップ

1 0 1 4 0 5

11
Ronins

3 0 1 0 1 1

6
監督、●大投手―イノブタ
2塁打(イノブタ、監督)、3塁打(獅子丸)、本塁打(コジゾー4号)

 1点先行されましたけれど、3長打が初回に集って、すぐに逆転しました。2回には、ヤエが久しぶりの安打で出塁するやいなや、相手投手がボークを犯しました。これがアンドゥトロワの幻惑です。3回には、コジゾーが右翼左へコロコロ走りホムランを打ちました。こうして、前半は見事な試合運びを見せたものです。
 大投手が登板した後半に入って、遠くに稲光が走りはじめました。それは徐々に近づいて、雷鳴もだんだん大きく聞こえるようです。一時は試合を中断しなければならないほどでした。
 降板した監督が三塁の守備についたことが敗因です。既に肩が腐っているのですから、せめて二塁か外野、あるいはベンチに下がるという選択をすべきだったでしょう。結局、連続失策して、二塁のなかぞうと交代しましたけれど、連鎖反応というのでしょう、それはなかぞうに伝染し、また獅子丸にも伝染し、わやくちゃな後半になってしまいました。大投手は悪くありません。どちらかといえば、うんと好投しました。悪いのは、監督です。
 6回を終って、20分ほど時間が余っていましたから、アンパイアのかたが続行するかどうか打診してきました。最後の見せ場だと監督は思ったのでしょう。投了を告げました。この期に及んでの虚しくも正しい判断でした。
 グランド整備にとりかかる間もあるかないか、滝のような豪雨が降ってきました。激しい雷鳴をともなった土砂降りです。びしょ濡れになりながら、反省会場へと走りました。